韓国コスメに“危機”、中国市場トップの座を日本に明け渡す?

Record China    2019年12月17日(火) 5時50分

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12日、韓国・聯合ニュースは「韓国が昨年まで3年連続で守ってきた中国の輸入コスメ市場トップの座が日本に奪われる危機に直面している」と報じた。資料写真。

2019年12月12日、韓国・聯合ニュースは「韓国が昨年まで3年連続で守ってきた中国の輸入コスメ市場トップの座が日本に奪われる危機に直面している」と報じた。

記事は、貿易統計会社のグローバル・トレード・アトラス(GTA)および関連業界などの統計結果について報じている。それによると、今年10月末までの中国のコスメ輸入額は計96億7597万ドル(約1兆600億円)と昨年同期より31.7%増え、2017年に初めて50億ドルを突破して以降2年ぶりに年間輸入額100億ドル突破が確実視されているという。

国別にみると、日本が24億6881万ドル(34.8%増)・市場占有率25.5%で最も多く、韓国が24億3369万ドル(14.0%増)・市場占有率25.2%で続いた。記事は「これまで高価なプレミアムブランドが中心だった日本コスメがマーケティングを中低価格市場に拡大させ、猛追に乗り出したため」と分析している。

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は、最近発刊した報告書で、16年と17年について「高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備により業績が振るわなかったが、昨年再び好調になった」と説明するも、「今年に入り(中国輸入コスメ市場で)日本に僅差で1位を奪われ、危機感を抱いている」としたという。

業界関係者は、中国市場の成長の勢いを指摘し「若い女性が輸入コスメを好み、スキンケア製品が高い割合を占めていることを考慮したマーケティング戦略が必要」と指摘しているという。

これを受け、韓国のネット上では「結局中国も親日派か」「かつての日本の蛮行を忘れたのかな?。歴史教育がなってない」「中国ばかり信じてたら、完全に裏切られたね」などため息まじりの声が上がっている。

一方で「中国にしがみつく理由なんてない」との声や、「週52時間勤務に変わってから生産力も技術研究力も落ちた」「女子力を重視する日本にコスメで勝てると思う?」「中国人は日本によく行くから、日本のコスメに触れる機会も多いし、当然の結果」「日本コスメの方がずっと品質がいいから」などと指摘するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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