Record China 2019年12月16日(月) 8時40分
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12日、中国紙・環球時報は米ジンデイリーの記事を引用し、中国人の今年の海外での消費先は158カ国に及んだと伝えた。資料写真。
2019年12月12日、中国紙・環球時報は米ジンデイリー(Jing Daily、精奢商業日報)の記事を引用し、中国人の今年の海外での消費先は158カ国に及んだと伝えた。
記事は、「ぜいたく品ブランドは、貿易の緊張と地政学的な動揺のため、中国人旅行客から利益を上げることにますます依存するようになっている」と紹介。「19年に中国人旅行客が海外で消費した金額はどの国よりも多く、今でも買い物が中国人旅行客の支出の中で1位となっている」と伝えた。
記事によると、中国人女性の方が海外旅行で買い物に熱中する可能性が高いとはいえ、中国人男性も買い物にかなりの金額を消費しているという。記事は、「中国人男性が19年に海外で消費した平均金額は女性の1.15倍で、男性の消費の仕方の方がより太っ腹で、女性は安い商品や割引品を購入する傾向にある」と伝えた。1980年代生まれの消費額が最も多く、Z世代(1990年代後半から2000年代生まれ)も独立して海外旅行へ出掛け、消費するようになっているという。
また、中国人旅行客は158の国で消費しており、「これはますます遠くへ行って買い物体験をしたいと願っていることを示している」と記事は説明。買い物先として人気が高いのは、東京、ドバイ、ロンドン、パリ、名古屋、シンガポール、京都、沖縄、福岡などで、米国の都市は上位に入らなかったという。
この他、最もよくお金を使う中国人は北京や上海からの旅行客だけではなくなり、海外旅行に行く人が最も多かったのは広東だったと記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)
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