2013年9月9日、日本メディアは、2020年の五輪開催地が東京に決まり、安倍首相が長期の政権維持に対して自信を増したと報道した。環球時報（電子版）が伝えた。

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五輪招致が佳境を迎えた今月初めには、東京電力福島第1原発の汚染水問題が注目され、政府は「招致に失敗すれば、政権の勢いが削がれる」と危機感を持っていたが、国内外が注目していた五輪の招致で成功を収めた安倍首相は、「官邸主導」の局面をさらに強化するという。

日本メディアの報道によると、安倍首相は年内の内閣改造は考えておらず、政権の長期維持のために安定の確保を優先する。政権をさらに強固なものにした安倍首相について自民党関係者は、「自民党内では安倍首相の“政党より政府優位”の考えに不満を持つ人がいるが、五輪招致を成功させたことで、安倍首相に意見をすることがますます難しくなった」と語っている。（翻訳・編集/内山）