Record China 2019年12月10日(火) 15時10分
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中国広東省広州市で8日に行われたマラソン大会で、ゴールした男性ランナーが後続のランナーにかけた言葉が話題になっている。
3時間37分で完走した陳(チェン)さんは、記念メダルを受け取ると地下鉄で4キロ戻り、コース脇の応援スペースに。そして、まだ走っているランナーたちに向かって「もう走るなよ!」「すごく疲れるよ!」「この先にはまだ2本も橋があるぞ」「足を止めて(物を)食べようよ。コーラを飲もうよ」「(自分がもらった記念メダルを見せながら)メダルもきれいじゃないしさ!フツウだよ」などと声を掛け、周囲の人の爆笑を誘ったという。
この様子を撮影した動画がネット上にアップされると、ユーザーからは「マナーが悪い」「こういうのは嫌だ。普通に応援してほしくない人がどこにいる?ただの(陳さんの)自己満足だ」「逆にやる気なくしちゃわない?(笑)」といった声が上がった。
一方で、「ハハハハ!面白過ぎる」「(批判的な声に対し)彼は冗談で言ってるだけだよ。真面目に受け止めるな(笑)」「別にいいんじゃない?面白くて」「ランナーだけど、こういうのもリラックスできて良い」と歓迎する声も少なくない。
陳さんは、「逆にやる気を出してもらうための応援。応援にはいろんな形があっていいと思う」と語った。
近年、マラソン大会が急増している中国では、出場者によるショートカット、ゼッケンの不正、自転車利用といった不正や、市民らによる給水所の補給品持ち去りといった問題が相次いでいる。中国で賛否が分かれた今回の陳さんの応援、あなたはどう感じただろうか。(翻訳・編集/北田)
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