2013年9月9日、江蘇省南京市の女性がこのほど、マイクロブログに「2歳半になるわが子を1日520元（約8500円）で貸し出します」と投稿した。この母親は、「子供好きで、子供がまだいない既婚女性にのみ貸し出すつもりだった。子どもの世話をすることで根気強さを養える」と強調している。この投稿は物議をかもし、「この母親は責任感がなさすぎる」との批判が殺到した。弁護士は、「子供を貸し出すことは違法行為」と指摘した。広州日報が伝えた。

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「自分の子供を見知らぬ人に貸し出すなんて、あまりにも悪ふざけが過ぎているのでは？人買いに遭ったらどうするのだろう？」―投稿が掲載された後、子供レンタルの宣伝に呆れ果てるネットユーザーが続出した。南京市のメディアがその母親を見つけ出し、取材をしたところ、自分が投稿したことを認めたうえで、「ネット上で自分自身を貸し出す人がいることを知り、それに便乗し、子供を貸し出すコメントを書き込んだ」と語った。

子供を貸し出すことは、違法行為ではないのか？弁護士は、「子供を有料で貸し出す行為は法律で認められていない。取引の過程でトラブルが起こった時、法律による保護を受けることは一切できない。このようなとんでもないことを思いつかないよう、両親はくれぐれも心して欲しい」とコメントしている。（提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤）