フライメディア 2019年12月9日(月) 20時40分
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ここ数年、ニットアートが各地で出現をしている。今回ご紹介するのは、香港島の端・ケネディタウンの海に面して設置されたニットアートである。
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今日は、ほっこりする話題をお伝えしたい。ここ数年、ニットアートが各地で出現をしている。実はニットアートというのは筆者が心の中で名づけた名前だ。本当のところこのアートがどう呼ばれているのか定かではないが、物としては毛糸で編んだ可愛らしいぬいぐるみを街に飾り付けたものである。
【その他の写真】
このニットアート、今までどんな場所で見ることができたかというと、セントラルの石階段が有名なポッティンジャーストリートではクリスマスやハロウィンの時に観光客の間で大人気となった。また昨年は若者の街コーズウェイベイのショッピングストリートに飾りが現れた。
実際この分野では有名な方の作品であるのかもしれないが、一般的にこういったストリートアートは作者が分からなくても作品が面白ければ、SNSでどんどん発信されて多くの人が見にいっている。
今回ご紹介するのは、香港島の端・ケネディタウン(堅尼地城)の海に面して設置されたニットアートである。ケネディタウンの海辺は目の前をマカオや離島行きのフェリー、そして貨物船などが行き交う。また、台風のときには荒れ狂う海の中継が行われる場所である。
ケネディタウンの海辺という情報しか分からなかったが、このあたりかと場所の検討をつけて訪れてみたところ、ニットアートに出会うことができた。ニットアートたちは海に向かって設置されていたので正面の顔がよく見えないのが残念だが、とても可愛らしいことこの上ない。そして人形たちの風貌から察するに、どうやらこれは中秋節およびハロウィーンの時期に設置されたものらしい。
SNS内の情報によると、最近クリスマスバージョンが新しく追加された模様。最近は暗い話の多い香港だが、こんなほっこり心が温まるアートであれば、市民も大歓迎といったところであろうか。(提供/フライメディア)
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