習近平主席と安倍首相の短い会談は国内向けの配慮あらわ―独メディア

Record China    2013年9月8日(日) 16時58分

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6日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版は記事「習近平主席と安倍首相の短い会談は国内向けの配慮あらわ」を掲載した。香港のチェン教授は中国の指導者は日中関係の重要性を認識していると指摘した。写真は12年9月、四川省で起きた反日デモ。

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2013年9月6日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版は記事「習近平主席と安倍首相の短い会談は国内向けの配慮あらわ」を掲載した。

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ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたG20サミットで、習近平(シー・ジンピン)国家主席と安倍晋三首相は立ち話形式での会談を行った。昨秋の尖閣国有化問題以来初となる日中首脳の接触となった。

首脳同士の接触を含め日中間には緊張緩和のシグナルもいくつかみられるが、一方で8月15日に閣僚を含む多数の議員が靖国神社を訪問したことに駐日本中国大使が強く抗議するなど対立は続いている。

香港都市大学のジョセフ・チェン教授は、現実的にみれば中国にとって日中関係は日米関係に次ぐ重要な二国間関係だと指摘。中国の指導者も関係を維持する必要性を認識しており、G20サミットでの会談はその表れだと指摘した。その一方で日中ともに弱腰姿勢を見せれば国内世論から批判を受ける点で共通している。立ち話形式での会談ならば批判は招かないとの判断もあったと分析している。(翻訳・編集/KT)

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