Record China 2013年9月7日(土) 13時10分
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6日、警察庁がこのほど発表した「来日外国人犯罪の検挙状況(平成25年上半期)」によると、中国人の検挙件数は前年同期比3割減だったが、国籍等別では依然トップとなっている。写真は都内に設置された防犯カメラ。
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2013年9月6日、警察庁がこのほど発表した「来日外国人犯罪の検挙状況(平成25年上半期)」によると、中国人の検挙件数は前年同期比3割減だったが、国籍等別では依然として最多となっている。華字紙・日本新華僑報が伝えた。
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今年上半期の来日外国人犯罪(刑法犯及び特別法犯)の総検挙件数は6783件で、前年同期比14.1%の減少。検挙人員は4560人で1.7%減少した。総検挙状況を国籍等別にみると、中国が2600件で全体の38.3%を構成、検挙人員は1840人で全体の40.4%と、依然として高い比率を占めている。
今年上半期の来日外国人の刑法犯検挙総件数は4665件で、検挙人員は2622人。前年同期比で1041件減少し、検挙者も75人減っている。検挙された刑法犯の国籍は中国が最も多く、次いでベトナム、韓国、フィリピン、ブラジルの順。凶悪犯の検挙件数・人員は増加したが、それ以外の犯罪はいずれも検挙件数が減少しており、特に窃盗犯や知能犯の検挙件数は大幅に減少している。
正規滞在者の在留資格別検挙人員(刑法犯・特別法犯)を国籍等別にみると、中国人は「日本人の配偶者等」、「留学」、「研修」及び「技能実習」が多く、不法滞在者では、「不法入国・上陸」はフィリピン人が、「不法在留」、「短期滞在」、「留学」、「研修」及び「技能実習」は中国人がそれぞれ多い。
警察庁は1980年から来日外国人の犯罪状況に関する統計をスタート。来日中国人の犯罪が減少した原因については、永住や就労ビザ(査証)などで安定した生活を送る中国人が増え、犯罪動機が減少したことや、中国人の不法滞在そのものが減ったことが挙げられる。(翻訳・編集/本郷)
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