「水素車販売で日本抑えトップ」韓国メディアの報道にネット苦笑

Record China    2019年12月3日(火) 10時40分

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2日、韓国・デジタルタイムスは、「韓国が世界一の水素自動車販売国となった」と伝えた。写真は現代自の水素車。

2019年12月2日、韓国・デジタルタイムスは「韓国が世界一の水素自動車販売国となった」と伝えた。現代(ヒュンダイ)自動車が日本のトヨタなどを抑え、初めて水素自動車販売数世界トップの座に就いたという。

記事によると、今年1~10月の韓国内の水素自動車累積販売台数は3207台で、昨年同期より622%増加した。同期間の販売台数は、米国が1798台、日本が596台、欧州連合(EU)が397台。メーカー別に見ると、現代自の販売台数は3666台(576.4%増)で、トヨタが2174台(16.8%増)、ホンダが286台(54.0%減)となっている。

記事は「現代自は2013年に世界で初めて水素自動車の量産に成功したが、販売ではトヨタに押されてきた。車両の値段が高く政府の支援が必須だが、国内では電気自動車に押されて支援が行き届かなかった影響が大きい」としている。今年は政府が現代自の水素自動車「ネクソ」を大々的に支援しているという。

韓国政府は40年までに水素自動車620万台を生産し、世界シェア1位を達成するという目標を掲げている。

これに対し、韓国のネットユーザーからは「現代自は世界的な企業だということを証明した」「地球に優しい高効率の車で世界市場を牛耳ってほしい。ファイト!」「やっぱり現代・起亜自動車は最高」など一部で喜びの声が寄せられている。

しかし、コメントの多くは「未来は電気自動車に確定してるのに、とんだコメディーだな」「市場自体が形成されていないのに、3000台だとか、トヨタがどうとか、世界一だとか言ってる場合じゃないだろう」「他の国は水素自動車の販売が増えないんじゃなく、増やさないんじゃないのか…」「水素自動車に関心を持っていたのは日本と韓国だけだったが、日本が手を引いた状態なんだよ(笑)」など、「主流は電気自動車である」と苦笑する内容となっている。(翻訳・編集/麻江)

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