中国が「月に国旗」、年内にも実現へ=有人月面着陸に挑戦も―独メディア

Record China    2013年9月4日(水) 15時1分

拡大

3日、独ディ・ヴェルト紙ウェブサイトが8月29日、2013年に中国が月に国旗を掲げるも可能性があると報じた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年9月3日、参考消息(電子版)によると、先ごろ独メディアは、2013年中にも中国が月に国旗を立てる可能性があると報じた。

その他の写真

独ディ・ヴェルト紙ウェブサイトの8月29日の報道によると、中国は独自に開発した無人月面探査機・嫦娥3号を年内に打ち上げる計画を進めている。月面では3カ月間の測定調査を行うほか、月面に中国国旗を立てることも計画されている。

中国は2007年と2010年にそれぞれ嫦娥1号、2号を打ち上げた際に、月面の地形を測定し、具体的な着陸点を探った。嫦娥3号は、4カ月後に月への軟着陸を行う計画で、新たに開発した多くの技術を投入することやその難度の高さなどから中国による宇宙開発の節目になると見られている。

また、嫦娥3号に続き、嫦娥4号、5号も月面での無人探査を行う計画で、月面の岩石などのサンプルを採集し、2017年には地球へ持ち帰ることが予定されている。さらに、中国は2020年以降のどこかのタイミングで有人月面着陸に挑戦すると見られる。

中国政府の目標は2020年に発展途上国から先進国への仲間入りをし、2050年に世界の強国になることである。背後に軍事的・経済的な思惑がちらつく宇宙飛行計画はこの目標に合致する。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携