フライメディア 2019年12月3日(火) 6時20分
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「中国のシリコンバレー」と呼ばれる深センで、24時間営業の完全無人コンビニの「F5未来商店」を体験してみる。
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「中国のシリコンバレー」と呼ばれる深センで、24時間営業の完全無人コンビニの「F5未来商店」を体験してみる。外観からすると、自販機が数台並んでいるようにも見え、日本のサービスエリアでかつて見かけることの多かった、ホットミールの自販機のようでもある。
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店内は、数台の設備が並ぶスペースとイートインコーナーで構成されている。商品のラインナップは、日用雑貨からドリンク、お菓子類のほか、餃子や麺類などの軽食までそろう。商品はタッチパネルで選択するようになっていて、商品の店内陳列はない。
さて、気になる利用方法だが、最初に、入口付近に設置されている“タッチパネル”で、商品を選び、購入。購入方法はもちろん、Alipay(支付宝/アリペイ)かWechat pay(微信支付/ウィーチャットペイ)を使ったモバイル決済だ。
商品を購入した後は、ピックアップだが、購入した商品により、その取出口が変わる。ペットボトルなどのドリンク類や日用雑貨類などは、購入後、さほど待つことなく専用の取出口から出てくる。麺類や餃子などのホットミールは、数秒待つが、専用のロッカーからピックアップするしくみ。
今回は、焼き餃子を購入し、出来たて?アツアツを店内のイートインコーナーで試食。イートインコーナーは、カウンター席になっていて、割り箸や調味料が並ぶ。
一番驚いたのは、イートインコーナーでの食後のゴミ捨てのシステム。ボタン一つで、テーブルが自動的に開き、食べ終わった後の容器を含めたゴミを一気に片付けることができる。
まさに手を汚さずにさっと片付けることができるようになっているシステムには、びっくり。ちなみに、スマートフォンなどの私物を置いたまま、ボタンを押すと、他ゴミと一緒に下に落ちてしまう悲劇に見舞われるので注意が必要。
周りを見ると、食べ終わり立ち上がると同時にボタンを押し、颯爽と去っていく、いかにも使い慣れた人の姿がある。これまで無人コンビニ、無人スーパーと言われる店舗に行っても、実際は、完全に無人ではなく、数名のスタッフがいたが、ここは本当に完全無人だった。
店員との会話がない、コミュニケーションのいらないのはやや味気ない気もするが、今後、こうした無人店舗がどう発展していくのか、注目されている。(提供/フライメディア)
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