Record China 2013年9月3日(火) 11時0分
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2日、台湾・新北市五寮尖の山頂に中国国旗が立てられているのが見つかった。国旗はかなり険しい場所にあり、登山愛好家は国旗を立てた人の動機は単純ではないと推察している。
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2013年9月2日、南方都市報によると、台湾・新北市五寮尖の山頂に中国国旗が立てられているのが見つかった。国旗はかなり険しい場所にあり、登山愛好家は国旗を立てた人の動機は単純ではないと推察している。
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五寮尖の山頂は見晴らしがよく、景色を一望できるが、山道は険しく、登るのには相当な体力を要する。心身が充実していなければ、登りきることは難しい。
ベテラン登山愛好家の劉福麟(リウ・フーリン)さんは午前8時ごろ、五寮尖の山頂に登った時に、中国国旗が山頂の崖のそばの松の木に縛りつけられているのを発見した。劉さんは「五寮尖は台湾の『国有地』であり、『国家』の土地に中国国旗を立てるなどとんでもない」と話す。
劉さんは8月31日に山頂まで登ったがそのときは何もなく、9月1日は豪雨のために登らなかった。2日朝に登った際に、中国国旗が立てられているのを発見した。
ここ数日は地面が湿っていて滑りやすく、山頂まで登るには手足を使わなければならない状態だった。その上、松の木に縛りつけるには山頂からまず10メートルほど岩壁を下り、そこから松の木に登らなければならない。ロープなどの道具の準備は必須で、単純な動機で行われたことではないと見られる。
劉さんは国旗を撤去しようとしたが、現場はかなり険しい断崖絶壁で危険を伴うため断念し、警察に通報した。警察は「林務局に属する『国有地』ではあるものの、この行為自体が違法になるかはわからない」と話している。
登山愛好家の余弥堅(ユー・ミージエン)さんは、「以前、中国の登山愛好家が山でハトを放しているのは見かけたことがあるが、中国国旗が立てられたのは初めてのこと」と話す。
中国国旗は、緑が生い茂る山の中で非常に目立つため、五寮尖に登った多くの登山愛好家がこの異様な光景を目撃した。登山愛好家らは天気の回復を待ってから、撤去に向かうことを検討している。(翻訳・編集/北田)
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