2013年9月2日、国際在線によると、北朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会の広報担当者は8月31日、関東大震災から90年にあたる9月1日を前に、北朝鮮国民に向けて「日本帝国主義者による朝鮮人虐殺を忘れるな」とする談話を発表した。

広報担当者は関東大震災が発生したのは昼時で、各家庭では昼食の準備中だったと指摘。地震で台所の火が木造家屋に燃え広がり、あっという間に大規模火災が発生。約120万人が焼け出され、約20万人が死亡したと伝えた。

その後、日本当局は朝鮮人に罪をなすりつけ、市民の不安を解消しようと画策。戒厳令を敷いて各地域で朝鮮人や左派支持者を徹底弾圧。警察当局や自警団が朝鮮人を摘発し、銃や日本刀、こん棒などで無実の朝鮮人約2万3000人を虐殺したと主張した。さらに、現在まで日本当局は北朝鮮になんら賠償や謝罪も行わず、真相究明する意志もないと厳しく批判した。（翻訳・編集/AA）