Record China 2007年4月30日(月) 15時43分
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2007年4月28日、重慶市の水族館、興澳海底世界の太りすぎのコモリザメがエコー検査を受けた。メタボリックシンドロームにならないよう、運動と食事療法によるダイエットを開始するという。
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2007年4月28日、重慶市の水族館、興澳海底世界の太りすぎのコモリザメがエコー検査を受けた。今後、海洋動物疾病予防専門家の鄭彰(ジェン・ジャン)氏の指導によりダイエットする予定だという。
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検査を受けたコモリザメは今年10歳になる。4年前に水族館に来た時には体重はわずか数十kgのスリムなサメだった。コモリザメが他の魚を食べないように、飼育員が毎日たっぷりと15kgの餌を与えていたところ、どんどんと太っていった。水族館では運動する機会も少ないことも太った原因の一つ。今ではでっぷりと太り、動きが鈍くなったため、餌の魚を追いかけることすら難しいありさまだ。飼育員は「まるでビール腹だ」と嘆いていた。***
このままだとメタボリックシンドロームになると心配した水族館は、健康診断を実行することにした。特注の担架にサメを載せ、10人がかりで水上に引き上げた。2人の医者がエコー検査を実施したところ、現在のところ疾患は認められないものの、分厚い内臓脂肪がついていることがわかった。ダイエットしないと脂肪肝などの病気を引き起こす可能性が高いという。
医者の診断を受け、海洋動物疾病予防専門家の鄭彰氏がダイエットメニューを策定した。毎日、飼育員が水槽に入り、サメと一緒に泳ぐことで運動量を確保する。また与える餌を、タンパク質が豊富で死亡が少ないアジにすることを決定した。計画では半年でもとのスリムな姿に戻る予定だという。(翻訳/編集・KT)
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