Record China 2013年8月30日(金) 12時10分
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29日、中国・遼寧省瀋陽市に開業したばかりの高級専門店街に、「高級ブランドをパクった店がたくさんある」との情報がネットユーザーから寄せられた。
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2013年8月29日、中国・遼寧省瀋陽市に開業したばかりの高級専門店街に、「高級ブランドをパクった店がたくさんある」との情報がネットユーザーから寄せられた北京晨報が伝えた。
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問題の専門店街は、瀋陽市内の瀋陽奥体万達広場に位置する。記者が現地を訪れたところ、エルメス、シャネル、カルティエなど有名ブランドの看板が目につき、店舗の窓には商品の写真も貼られている。しかし、よく見るとその名称はオリジナルのものとやや異なっている。CHANEL(シャネル)ではなくCNANEL、Hermes(エルメス)ではなくHerwesといった具合だ。近くにいた警備員に話を聞くと、これらの店舗はまだ開業していないとのことだった。
同広場に電話で問い合わせてみると、「施設そのものが7月に開業したばかり。また、専門店街の開発業者と各店舗は無関係だ」との返答だった。さらに別の関係者に話を聞くと、これらのテナントは実はまだ販売中で、空きテナントに有名ブランドを模した広告を貼っているだけのようだ。これは、街を美観を狙っての宣伝なのだという。
北京盈科法律事務所の金光宇(ジン・グアンユー)氏は、「不動産開発の宣伝でこういったことをするのは珍しくないが、こんなに大々的に国際ブランドをパクっている例はあまり見かけない。商標法によれば、商標者の許可なく同一商品や類似商品を使用したり、類似した商標を登録する行為は、商標登録専用権の侵害にあたる。しかし、空き店舗で使用される今回のような状況では損失の認定が困難なため、多くの開発業者が責任をなすり付け合い、処罰を逃れようとするだろう」と語る。
あるネットユーザーは「『ハーゲンダッツ』が『ハーゲンデッツ』に、『スターバックス』が『スターボックス』になっていた」など、専門店街のパクリ看板の例を羅列して紹介し、「本当にでたらめでこっけいだ」と評した。また、別のユーザーは「パクリもここまでくると、もうあっけにとられるしかない」とのコメントを残している。(翻訳・編集/碧海)
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