Record China 2013年8月30日(金) 22時10分
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29日、中華圏で話題の人となっている新宿二丁目ゲイバーのママ・タクヤさんがこのほど台湾を訪問し、現地の人気バラエティー番組に出演。視聴者の間からは賛否両論の声が聞かれている。
2013年8月29日、中華圏で話題の人となっている新宿二丁目ゲイバーのママ・タクヤさんがこのほど台湾を訪問し、現地の人気バラエティー番組に出演。視聴者の間からは賛否両論の声が聞かれている。聯合報が伝えた。
中華圏で大ブレークするきっかけとなったのは、日本の有料チャンネルの深夜番組でAV男優を相手に、完成までに20年かかったという“秘技”を披露したことによる。この動画が台湾のネット上で注目され、話題は中華圏に飛び火した。「拓也哥」(タクヤ兄さん)の愛称で呼ばれるようになり、その人気からこのほど台湾を訪問。続いて香港入りし、中国にも足を運ぶ予定となっている。
そのタクヤさんが、台湾滞在中に人気バラエティー番組「康熙来了」に出演。彼を知らなかった視聴者からは、“秘技”が何たるかを番組で知り、「製作側の品性を疑う」と批判の声も聞かれる。番組は夜10時台の放送枠だが見ている子供も多く、「子供に“秘技”が何か聞かれたら、どう説明しろというのか」と保護者からも反発の意見が上がっている。その“秘技”が特殊すぎるため、日本でも有名とは言えないタクヤさんだが、「そういう人でも台湾に来たらアイドルになれるのか?台湾も終わったな」「メディアの過熱報道を見ていると、台湾は病気だ」「まさに『病膏肓に入る』だ」といった批判も上がっている。
これに対し、支持派の意見としては、「康熙来了」は収録番組なので、目を覆うような場面はなかったとしている。さらに、タクヤさん本人が誠実に対応し、台湾トップ司会者のツァイ・カンヨン(蔡康永)がきわどい話題をうまく回避していたので、批判材料はそれほど見られなかったとしている。
安定した視聴率を獲得し、老舗バラエティー番組として人気の「康熙来了」。タクヤさん訪台時には、唯一の出演番組となった。話題の人物とはいえ、その背景がかなり微妙だったこともあり、視聴率自体は大きな伸びを見せず、通常と同じレベルの数字を示している。(翻訳・編集/Mathilda)
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