2013年8月29日、環球時報（電子版）によると、台湾・高雄市が台湾出身で「アジアの歌姫」と称されたテレサ・テンの記念館への参観などを目玉に、中国人観光客の誘致を企画している。

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中国本土住民の台湾への個人旅行が今月28日から新たに7都市で解禁され、これによって中国本土の計26都市の住民が台湾への個人旅行が可能となった。こうした影響を受け、今年の中国本土から台湾への個人旅行者は、8月中旬までですでに27万人に達しており、昨年同時期と比較して2倍以上になっている。

高雄市は中国本土からのさらなる観光客誘致を進めるため、28日に北京で観光推奨会を開催し、メディアや旅行会社など多くの参加者を集めた。会場ではテレサ・テンの名曲が流れるなど、華やかな雰囲気の中、高雄市観光局の劉顕恵（リウ・シエンホイ）副局長は、観光名所やホテル割引などの優遇政策の紹介とともに、「テレサ・テンが育った高雄市にぜひお越しください。その際にはテレサ・テン記念館をぜひともご覧になってください」とアピールした。（翻訳・編集/HA）