北京警察が女性の本籍のみ公表=河南日報「法の平等に反する」―中国メディア

Record China    2013年8月27日(火) 20時0分

拡大

23日、著名投資家で米国籍の薛蛮子氏が北京で買春の疑いで逮捕されたが、河南日報はこの事件に関する北京警察の発表について、ミニブログ上で一味違ったコメントを寄せている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年8月23日、著名投資家で米国籍の薛蛮子(シュエ・マンズー)氏が北京で買春の疑いで逮捕されたが、河南日報はこの事件に関する北京警察の発表について、ミニブログ上で一味違ったコメントを寄せている。

その他の写真

8月23日午後7時ごろ、北京市公安局は市民の通報により朝陽区安慧北里の一角で、買春と売春の疑いで、薛容疑者と張雲(ジャン・ユン)容疑者をそれぞれ逮捕した。

北京警察はこの2人について「薛容疑者(男、60歳)、張容疑者(女、22歳、河南出身)」と発表したが、女性の本籍のみを公表したことについて、河南日報のミニブログ公式アカウントは「女性の本籍を公開したのなら、どうして同じ事件で捕まった薛容疑者の本籍を公開しないのですか?法の前ではみな平等です。細部の平等を無視しないでください」とコメントした。

これに対し、あるネットユーザーは、「今後は情報を平等に提供すべきだ。一方を『米国籍』として公表したのなら、一方は『中国籍』とだけ公表すべきだろう。地域差別の口実となるのを避けるためにも、本籍は公表すべきではない」とした。

また別のネットユーザーは、「北京警察に悪意はなかっただろう。河南日報も突きつめて考えるな。けんかになれば河南が不利だ」としている。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携