エディ・ポン、最新作でカンフーヒーローの「黄飛鴻」に=肉体酷使のチャレンジ続く理由―中国

Record China    2013年8月27日(火) 13時30分

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26日、伝説の中国人武術家・黄飛鴻を演じることになった台湾の人気俳優エディ・ポンが、中国の日刊紙・京華時報のインタビューで挑戦を続ける自身の姿勢について語った。写真は映画「激戦MMA」のエディ・ポン。

2013年8月26日、伝説の中国人武術家・黄飛鴻(ホアン・フェイホン)を演じることになった台湾の人気俳優エディ・ポン(彭于晏)が、中国の日刊紙・京華時報のインタビューで挑戦を続ける自身の姿勢について語った。

エディ・ポンは2008年、事務所との契約トラブルで活動中止状態に陥った。しかし、その低迷期を乗り越えて復帰してからの映画界での挑戦ぶりはすさまじい。2010年の「翻滾[口巴]!阿信」では、実在の体操選手を代役なしで演じた。2012年の「太極」シリーズでは悪役を演じ、現在公開中の「激戦MMA」では役作りのために体脂肪を5%以下まで絞り、総合格闘技選手を熱演している。また、今月クランクインした最新映画「黄飛鴻之英雄有夢」では、かつてアクションスターのジェット・リーが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」で演じたことでも知られる伝説の武術家・黄飛鴻を体当たりで演じる。

肉体を酷使した役柄ばかり選んでいるエディだが、一連のチャレンジについては「何よりも自分のため」と語る。「俳優という仕事を選んだ人なら、誰でもこういった挑戦をしてみたいと思うはず。観客のためというより、自分への回答だと思っている」という。低迷期を迎える以前、ドラマを中心にアイドル俳優として活躍していた頃は、努力を認められたいという欲望でいっぱいだった。現在では、「満足できる仕事ができればそれでいい」と考えるようになったという。

低迷から復帰するきっかけとなったのが、2009年の映画「聴説」だった。聴覚障害を持つ主人公の声なき恋愛を描いたもので、演技力が高評価された。エディによると、「聴説」の鄭芬芬(チェン・フェンフェン)監督をはじめ、つらかった時期に目をかけてくれた人への恩は「決して忘れない」という。(翻訳・編集/Mathilda)

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