2013年8月23日、中国紙・城市晩報（電子版）は、吉林省松原市で治安警官が遭遇したおかしな事件を紹介した。

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今年43歳になる趙（ジャオ）さんは、普段は真面目で大人しいのだが、酒を飲んだとたんに人が変わってしまう。ある夜、外で酒を飲んだ趙さんは千鳥足で家に向かっていた。心配した彼の妻は寝間着姿のまま外へ迎えに。フラフラ歩いている趙さんを見つけた妻は思わず彼に駆け寄ったが、「どこの誰かは知らないが、俺に触るな。妻に知られたら困るんだ」と彼女を追い払おうとする。

「あっち行けよ。妻が見たら誤解するだろ！」と言い張る夫に頭に来ながらも、妻は我慢して家の前まで連れてきた。しかし趙さんはまだ酔いが覚めず、「早く帰れよ！妻が帰って来たら困るんだよ！」と怒鳴り、妻を玄関から押し出した。さらに妻がそこから動かないことを確認した趙さんは、なんと110番通報。「変な商売女が家から離れない」と訴えた。

駆けつけた警官が目にしたのは、玄関先で途方に暮れる寝間着姿の女性。しかも通報者の妻だと主張している。そこで警官が近所の人々に確認したところ、確かに女性は通報者の妻だった。妻は恥ずかしさで顔を真っ赤にし、「離婚する！」と宣言。

まもなく酔いから覚めた趙さんは、自分のしでかしたことを知り真っ青。妻に平身低頭して謝った。その後、警官たちの説得もあり、趙さんの妻はようやく離婚を撤回したという。（翻訳・編集/本郷）