米人気ドラマのせりふに「中国人を信用するな」、アジア系団体が猛反発―米紙

Record China    2013年8月24日(土) 20時10分

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20日、米人気コメディードラマの中で華僑を差別するせりふがあったとして、在米アジア系団体が20世紀フォックスに抗議文を送付した。資料写真。

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2013年8月20日、米紙ロサンゼルス・タイムズによると、20世紀フォックス制作の人気コメディードラマ「Dads(原題)」の中で華僑を差別するせりふがあったとして、在米アジア系団体が猛反発している。23日付で人民日報海外版が伝えた。

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30代男性2人組のもとに突然転がり込んで来た、迷惑この上ない2人の父親を描いた「Dads」だが、ドラマの中に中国人を蔑視するせりふが頻繁に登場する。在米アジア系団体「アジア系アメリカ人のためのメディア・アクション・ネットワーク(MANAA)」は20世紀フォックスに抗議文を送付。問題のシーンの撮り直しを求めていた。

これに対し、20世紀フォックスのライリー社長とアーレイ最高責任者は連名で回答書を公表。ドラマのせりふは「人種の印象を誇張して表現しているだけだ」と説明し、多くのエピソードが「プロデューサーの実体験に基づいたもの」と反論した。さらに、「コメディーとは主観性によって成り立つもの。すべての人間を常に笑わせることなどできない」と主張し、撮り直しを拒否した。

しかし、アジア系アメリカ人女優、ブレンダ・ソングがセクシーなセーラー服を着てアジア人特有の恥ずかしそうな笑顔を見せるシーンや、「中国人を信用するな」といったせりふが、すでに大きな議論を引き起こしているのは確かな事実だ。(翻訳・編集/本郷)

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