「豪中関係を悲観すべきではない」とオーストラリア元首相―中国紙

Record China    2019年11月13日(水) 8時0分

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中国紙・環球時報は12日、オーストラリアのジョン・ハワード元首相が「豪中関係を悲観すべきではない」と述べたと報じた。資料写真。

中国紙・環球時報は12日、オーストラリアのジョン・ハワード元首相が「豪中関係を悲観すべきではない」と述べたと報じた。

記事によると、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは11日、シドニーで行われた豪中企業家サミットの席上で、ハワード元首相が「オーストラリアと中国の間の資源貿易は両国間の経済関係に長く続く重要な影響を及ぼす」との見方を示したことを紹介。同元首相は「両国が関係を深めることは大きな益をもたらすが、両国の政治体制が異なることを認めることも重要」とし、「われわれには文化的な違いがあり、自然と友好や協力が得られるわけではない。両国間には緊張もあるが、解決できないわけではなく、制御可能だ」と語ったという。

記事は、ピーター・ダットン内務相が先月、中国はオーストラリアでのサイバー・ハッキングや知的財産権の侵害について責任を負うべきだと中国を非難していたことを紹介し、ハワード元首相がシドニー・モーニング・ヘラルドなどに対して「ダットン内務相の発言が両国関係の発展を妨げることはない」との考えを示したことを伝えた。元首相は「豪中関係を悲観すべきではない」と述べ、両国の政治体制が異なることに言及して、「双方は理性的かつ実務的に問題を処理すべき」と指摘したという。(翻訳・編集/山中)

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