「尖閣は日本の領土、中国の脅威受けている」マケイン米上院議員の発言、国営メディアが反論―中国

Record China    2013年8月22日(木) 18時30分

拡大

21日、米上院軍事委員会に所属するジョン・マケイン米上院議員が安倍首相らと会談した。同日に開かれた記者会見では、「尖閣諸島は日本の領土」との発言をしている。

(1 / 2 枚)

2013年8月21日、米上院軍事委員会に所属するジョン・マケイン米上院議員が安倍晋三首相と会談し、小野寺五典防衛相と岸田文雄外相にも面会した。同日に開かれた記者会見では、「尖閣諸島は日本の領土」との発言をしている。

その他の写真

「尖閣諸島は日本の領土であり、それは議論する余地のないこと」と何度も強調したマケイン上院議員。これは「米国議会および政府の見解である」と主張した。さらに、尖閣周辺における中国の挑発活動については、「中国による海洋活動の脅威を受ける諸国は互いに一致協力して対応すべき」「(中国は)問題の平和的解決にまったく貢献していない」と批判。この後に予定される訪中を視野に、「中国側には対話と交渉で臨むよう説得したい」と語った。

翌22日、中国の国営メディア・新華社はこの発言について取り上げた。「マケイン氏の発言内容は、米国政府が『尖閣問題においては、日中いずれの立場にも寄らない』とした見解と一致しない」と反論している。

報道に関しては、中国のインターネット上で「どうりでマケインは大統領になれないはずだ」「マケインは世界で最も無知で恥知らずのゴミ野郎だ」「中国に半歩でも足を踏み入れたらただじゃおかない」など口汚い非難の言葉が飛んでいる。「米国は日中関係をかき回して漁夫の利を得ようとしているだけ」「アラスカだって、米国がロシアからだましとったもの。独立国のハワイも、米国が暴力に任せて奪い取ったもの」などの意見も寄せられた。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携