Record China 2019年11月12日(火) 8時10分
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11日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の仁川国際空港からシンガポールに向かっていたアシアナ航空機が、エンジントラブルによりフィリピンのマニラ空港に緊急着陸していたことが分かった。写真はアシアナ航空機。
2019年11月11日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の仁川国際空港からシンガポールに向かっていたアシアナ航空機が、エンジントラブルによりフィリピンのマニラ空港に緊急着陸していたことが分かった。
記事によると、乗客310人を乗せたエアバスA350型のアシアナ航空機(OZ751便)は9日午後4時20分に仁川国際空港を出発したが、離陸から3時間50分後の午後8時10分ごろ、2基のエンジンのうち右側の翼に搭載された方のエンジンが止まるアクシデントにより緊急着陸した。乗客らは提供されたホテルに宿泊し、翌日の10日午前に同じ機種の代替便でシンガポールへ向かったという。
同社はエンジンへの燃料供給が正常に行われない問題が発生したとみて調査を進めている。また、問題のエンジンは英ロールスロイスが製造したトレントXWBだった。先月18日にも運航準備中のアシアナ航空機A380のエンジンから出火するアクシデントが発生したが、これもロールスロイスが製造したエンジンだったという。
これに韓国のネットユーザーからは「アシアナは最近トラブルが多いね。これでは不安で利用できない」「安いのには理由があった」「事故や故障の多さではアシアナが世界ナンバーワンではないか?」「こんなにも問題が頻発する航空会社は世界的に見ても珍しい。そして大きな事故の前には必ず小さなトラブルが頻発するという法則がある。多数の命に関わる問題だから迅速かつ大胆な対策が必要だ」など不安の声が上がっている。
また「機長の判断が素晴らしい」「2基のうち1基がストップしたのによく墜落しなかったね。乗客は無事に着陸させた機長に感謝するべきだ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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