中国第4世代原潜は“研究開発完了”との報道=機械音、騒音を全く発せず―香港メディア

Record China    2013年8月21日(水) 20時20分

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20日、中国紙・参考消息(電子版)は記事「海外メディア:中国第4世代原潜は“研究開発完了”と報道」を掲載した。第4世代原潜は一切の機械音、騒音を排した“海のブラックホール”。理論的には100ノットと魚雷以上のスピードを出すことも可能だという。資料写真。

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2013年8月20日、中国紙・参考消息(電子版)は記事「海外メディア:中国第4世代原潜は“研究開発完了”と報道」を掲載した。

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先日、遼寧省の譚作鈞(タン・ズゥオジュン)副省長が「中国の第4世代原潜は研究開発が完了した」と発言、注目を集めている。香港紙・文匯報によると、ネットユーザーは譚副省長の指す「第4世代原潜」とは095型、096型ではないかと分析しているが、香港の軍事専門家・梁国梁(リョン・クォックリョン)氏は「097型、098型こそ第4世代原潜だ」と指摘する。

梁氏によると、中国は2000年から第4世代原潜の開発を進めているが、推進装置にスクリューを使わず、磁気推進装置を採用するという画期的な設計。スクリューばかりか舵すら不要で、一切の機械音、騒音を発しない“海のブラックホール”とでもいうべき驚異的な存在だ。理論的には速度100ノットと魚雷以上のスピードを出すことも可能だという。

ただし「研究開発完了と言っても、ただちに建造可能という意味ではない」と梁氏は言う。おそらく実物2分の1〜3分の1模型が完成し、各種テストが終了した段階を指しているに過ぎず、実際の艦艇が進水式を迎えるには少なくとも4〜6年、長ければ10年の歳月が必要になると分析している。(翻訳・編集/KT)

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