2013年8月20日、人民網は記事「陝西省楡林市の城壁、修復した翌日に崩落＝近隣住民を驚かす」を掲載した。

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19日未明、楡林市の新楽門で門の脇の城壁が6メートルにわたり崩落した。城壁は明代に築かれたもので、多くの個所で損壊が目立つため修復工事が行われた。新楽門は2012年に修復工事が行われたばかりだが、18日午後、城壁の一部に亀裂が見つかりセメントで埋め直す補修が行われた。

崩落時の大きな音に驚いたという近隣住民は、事故現場には鉄筋やその他の固定物もなく、また城壁内部の土もゆるんでいたとして、補修工事に問題があったのではないかと話している。

楡林市古城文物管理所の張飛栄（ジャン・フェイロン）所長は8月上旬にあった連日の豪雨で城壁内部の土に雨がしみこんだことが原因ではないかと推測している。修復を担当した楡林市城市投資経営集団公司関係者は「崩落の原因は現在調査中で、いち早く原因究明に努める」と約束した。（翻訳・編集/KT）