中国側「容疑者には前科あった」哀悼続くも国営メディア報じず 深セン邦人男児死亡 09-20 05:53
「オオタニは知らなかった…」大谷翔平が秋信守を抜いて“アジア最多本塁打”更新に韓国メディアが敏感反応!「500本塁打に到達するかもしれない」 09-20 05:46
2000円超の虫パフェに「スイーツ好き」が大注目 発売5年目のリニューアルが昆虫食初心者も惹きつけたワケ 09-20 05:33
「日本が米国やメキシコまで追い抜いた」森保ジャパンのFIFAランク16位上昇に韓国メディアも驚き!「中国とバーレーンに大勝、なんと10.79点を積み上げた」 09-20 05:23
中国ラオス鉄道の国際貨物輸送量が1000万トン突破、物品の品目は2900種類以上に 09-20 05:06
伊東純也の民事裁判で今後の対応どうなる? 協会「見守ることしか当面の間はできない」 09-20 05:04
日本デビュー25周年のチェウニが左足小指付け根を骨折「舞台上では気にならない」 09-20 05:04
大谷VS阪神 ドジャース日本開幕前にエキシビション 来年3月に実現 才木、23年“膝つき被弾”の雪辱なるか 09-20 05:04
米国出身・伴真太郎 65で6位発進 アニメで日本語勉強中「日本はめっちゃ好き。トラブルが少ない」 09-20 05:02
雇用維持対策、前向き 県内視察の岸田首相 雇調金延長要請受け「改善を検討」 09-20 05:41

日韓GSOMIA期限切れ控え「廃棄、迅速に撤回を」と韓国紙、「血で結んだ米韓同盟が危ぶまれる」とも憂慮

Record China    2019年11月9日(土) 6時10分

拡大

韓国政府が破棄を決めた日韓GSOMIAの期限切れを23日に控え、韓国紙は「廃棄、迅速に撤回を」と主張した。破棄に米国が反対しているためで、「文在寅政権の失策で韓米が血で結んだ同盟が危ぶまれている」と憂色を深めている。資料写真。

韓国政府が破棄を決めた日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の期限切れを23日に控え、韓国紙は「廃棄、迅速に撤回を」と正面から主張した。破棄に米国が強い難色を示しているためで、「文在寅政権の失策で韓米が血で結んだ同盟が危ぶまれている」と憂色を深めている。

GSOMIA破棄をめぐり、文政権は米国の反応を読み誤った。朝鮮日報はこの間の事情を日本企業に賠償を命じた韓国最高裁の元徴用工判決を受け、日本政府が対韓輸出規制を強化したことから、「大統領府(青瓦台)はGSOMIA破棄を活用することを決め、それを通じて米国に仲裁の役割を求めた」と解説。「しかし、破棄発表後の展開は韓国のもくろみ通りに行かなかった。米国は韓国に対して堂々と圧力を加え、執拗(しつよう)にGSOMIAの延長を要求してきた」と報じ、「日本は後方へ下がり米国が前面に、ブーメランで帰って来た」と皮肉った。

韓国政府が望みを託した仲裁についても、ナッパー米国務副次官補(韓国・日本担当)は日本メディアとのインタビューで「米国は(日韓の)関係改善に触媒(CATALYST)役をすることは可能だが、最終的に前進する道を見つけるのは日本と韓国だ」と言明。ヤング駐日米国臨時代理大使も「米国は(日韓の)仲裁人や審判にはなりたくはない」として、「対話を促す触媒としての役割を果たしていく」とだけ述べた。

こうした中、中央日報は「韓米同盟基盤であるGSOMIAの廃棄、迅速に撤回を」との社説を掲載。「韓米が血で結んだ同盟が危ぶまれているのは文政権の失策が大きい。GSOMIA廃棄カードを日帝強制労役対応の交渉手段として使ったためだ。北朝鮮だけを見詰める政策に加え、行き過ぎた反日感情に襲われてGSOMIAの価値を軽視してしまった」と非難した。

さらに「GSOMIAは韓日間の協定だが、北朝鮮の核・ミサイルを阻止するための韓日米協力の共通基盤だ」と強調。「GSOMIA終了は北核・ミサイル防衛を難しくし、韓国が米国の安保戦略から結果的に排除される決定的な契機になってしまう可能性がある。米国の安保戦略の軸足が韓半島(朝鮮半島)からアジア太平洋に移りながら在韓米軍撤収・縮小説まで出てくるようになったのはそのためだ」と言及した。

その上で「当時、青瓦台国家安保会議で国防、外交部の長官はGSOMIA維持の立場だったが、金鉉宗・国家安保室第2次長らは破棄を主張したという。文大統領が主務長官の意見を無視して非専門家の方に軍配を上げたのだ」と論難。「文大統領は今からでも、韓米同盟の混乱をあおった人々を排除し、GSOMIA破棄を撤回する果敢な決断を下さなければならない時だ」と訴えた。

GSOMIAに関して韓国内にはこのまま破棄に突き進むのは困難との見方もある。日本に屈したとの世論の反発を回避するため、元徴用工判決や対韓輸出規制とは切り離し、米国の意向をくむ形での「破棄撤回」「破棄を留保」などの“ウルトラC”も取りざたされている。(編集/日向)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携