河南省警察官、通行人が抱いていた赤ちゃんを奪い取り地面に叩きつける―河南省安陽市

Record China    2013年8月18日(日) 19時29分

拡大

17日、法制晩報は記事「河南省警察官、通行人が抱いていた赤ちゃんを奪い取り地面に叩きつける」を掲載した。赤ちゃんは頭部を3カ所骨折し後遺症が残る可能性も高いと診断されている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年8月17日、法制晩報は記事「河南省警察官、通行人が抱いていた赤ちゃんを奪い取り地面に叩きつける」を掲載した。

その他の写真

事件が起きたのは7月20日、河南省安陽市林州市。李青峰(リー・チンフォン)夫婦は生後7カ月の赤ちゃんを抱きかかえて散歩していた。すると突然、酒のにおいを漂わせた男が李さんから赤ちゃんを取り上げ地面に叩きつけた。赤ちゃんは頭部を3カ所骨折し後遺症が残る可能性も高いと診断されている。

後に暴行を働いた男は郭増喜(グゥオ・ゼンシー)という、50歳の警官だということが明らかになった。郭は同僚と酒を飲んだ後、2軒目のクラブを目指して歩いているところだった。その時、通りすがりの李夫婦が抱いている赤ちゃんは本物か人形かを同僚と推測しあい、人形だと証明するために地面に叩きつけたとみられる。

このとんでもない事件を起こした警官だが、紀律違反による15日間の拘束処分を受けただけ。起訴されるどころか、解雇処分すら受けていないことがわかった。取材によってこの事実を掘り起こした法制晩報記者には、警察関係者、市政府関係者を名乗る人物らから電話が殺到。金を支払うので記事の掲載をやめるようにとの申し入れがあったという。

7月23日には北京市でも、2歳の女児が地面に叩きつけられて死亡する事件が起きている。駐車場所をめぐり口論となった末の犯行だった。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携