フライメディア 2019年11月8日(金) 8時40分
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北京に、廃墟や工場の建物をそのままギャラリーとして活用していて、そのエリアの街並み全体がアートに見えるスポットがある。それが“798芸術区(大山子芸術区)”で、中国最大のアートエリアとも言われている場所だ。
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【その他の写真】
路上にいくつも個性的なオブジェがあり、建物自体が作品のようになっているところも魅力で、国内外から多くのアート好きが集ってくる。近年は、このエリアでフォトジェニな写真をとり、SNSなどにアップすることが若者の間で人気となり、アートファンだけではなく、多くの若者が撮影に訪れる話題のスポットとしても知名度があがっている。今回は、この798芸術区でもSNS映えするとして人気の高いスポットを紹介したい。
まずは、乙女心をがっちりつかんでいる壁アート。カラフルで大きな羽根を背中につけているかのような写真がとれるこのスポット。平日でも女性グループで写真撮影している光景が見られる。様々なアングルから何枚も写真を撮る様子は、プロも顔負け。こうしてフォトジェニな写真を撮るときは、みなマナーよく、順番待ちの行列をつくって並んでいる。
この798芸術区にはこうした壁アートが多く見られるが、ダントツでこの羽根アートの人気が高い。また、絵画や彫刻、写真など幅広いジャンルの芸術が楽しめるギャラリーやアートセンター、デザインオフィスなどで、様々な展示会やイベントが不定期で開催されているので、室内外で一日楽しめるスポットでもある。
ゆっくりまわりたいならば、平日の日中がおすすめだ。好みのカフェなどを見つけてまったりするのも良い。大きな通りから奥に入ると、せまい路地がいくつもあり、迷路のようでもある。芸術区内の地図も設置されているが、規模が大きすぎて、目的の場所を探すのが大変そう。ここは時間に余裕をもって、ぶらぶら散策するのが良い。
そして、数あるアートセンターの中でも“癒し系”としてとりわけ女子に人気なのが「798幻芸術中心(第一空間)」の「巴日林的奇幻之旅」。室内に宇宙、星空、森林、海底と、乙女女子が好きそうな幻想的な世界が広がり、どこを撮影してもSNS映え!
現在、中国ではこうした幻想的な空間でフォトジェニな写真を撮影することが人気で、各地にも似たような展示スポットがあり、若者が集うところには、たいていSNS映えするスペースがつくられている。(提供/フライメディア)
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