中国が死刑囚からの臓器移植を段階的に廃止―英メディア

Record China    2013年8月17日(土) 12時10分

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15日、中国は死刑囚からの臓器移植を11月から段階的に取りやめていくという。資料写真。

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2013年8月15日、BBC中国語版によると、中国は死刑囚からの臓器移植を11月から段階的に取りやめていくという。

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中国では死刑囚の臓器を大量に移植に利用しているが、このような手法は多くの国から批判を受けている。しかし、多くの中国人は、これは犯罪者の罪滅ぼしの一環であると考えているという。

中国当局の統計によると、中国では毎年約30万の患者が臓器移植を望んでいるが、そのうちのわずか1万人しか適合する臓器の提供が受けられていない。

最近では、「死刑囚の臓器を移植に利用することは中国のイメージを損なう」として中国の役人の間でも反対意見が出ていた。

現在、中国国家衛生局は、死亡した一般市民から臓器提供を受ける方法を試験的に実施している。運営は順調で社会の支持も得られているという。(翻訳・編集/北田

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