海南省のマスコット、「くまモン」にマスコット経済を学ぶため熊本を訪問―中国メディア

人民網日本語版    2019年11月1日(金) 13時20分

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熊本県が2010年から展開している熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」は、今や、日本観光を代表するほどの有名ブランドとなり、現地の観光経済を大々的に推進する立役者となった。

熊本県が2010年から展開している熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」は、今や、日本観光を代表するほどの有名ブランドとなり、現地の観光経済を大々的に推進する立役者となった。海南観光文化を代表する国際マスコットキャラクター「波波椰」がこのほど、「くまモン」の成功例を学ぶため、熊本県に赴いた。

海南日報の報道によると、10月24日から27日まで、「ツーリズムEXPOジャパン」が大阪で開催され、海南省観光文化庁が同省観光業界を組織して代表団を組織し、出展した。

海南省観光文化庁は、今回の出展という機会を利用して、23日、「波波椰」を連れて熊本県庁を訪問し、日本観光の有名ブランドである同県のPRキャラクター「くまモン」チームおよび国際観光推進室の代表職員と座談会を行い、マスコットが現地観光業などの産業発展をリードする「マスコット経済」について学び、「波波椰」と「くまモン」のタイアップによって、日本における海南観光のPR強化を図った。

「波波椰(英語:BOBOYEAH)」は、2008年6月6日に誕生した。生みの親は、海南で生まれ育った王傳棋さん。王傳棋さんは、「『波波椰』は成長過程にあるヤシの芽からデザインされており、旺盛な生命力と強い好奇心を表現している。その見た目はかわいく庶民的で、このキャラクターを通じて海南省の『島民』の善良さや素朴さ、溢れるような正義感が表現されている。2019年4月、『波波椰』は海南観光文化国際イメージキャラクターとして認定された」と紹介した。

日本は、これまでずっと、海南省にとって重要な観光客の送り出し国であり、今年2月、海口―大阪路線が再び就航し、日本という観光客の送り出し国市場をいっそう開拓する重要な一歩を踏み出した。省観光文化庁は、日本におけるPRにより多くの資金を投じることで、海南観光PRに一層力を入れる方針という。(提供/人民網日本語版・編集KM)

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