中国市場の超高級車人気はもう終わった―米紙

Record China    2013年8月18日(日) 9時0分

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15日、参考消息網は記事「中国市場の超高級車人気はもう終わった」を掲載した。ここ数年、超高級車メーカーは中国市場での販売拡大を競ってきた。だが、そのトレンドはすでに終わりを告げたようだ。資料写真。

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2013年8月15日、参考消息網は記事「中国市場の超高級車人気はもう終わった」を掲載した。

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ここ数年、フェラーリやロールスロイス、アストンマーチンなど超高級車メーカーは中国市場での販売拡大を競い、龍などをあしらった中国風味のモデルを販売してきた。しかしそのトレンドはすでに終わりを告げたようだ。13日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が報じた。

トレンド転換の背景となったのは経済成長減速と中国共産党による華美浪費禁止の政治キャンペーンだ。2013年上半期、中国市場におけるフェラーリの販売台数は前年同期比12.5%のマイナスとなった。ベントレーはマイナス23%。ランボルギーニも成長が止まった状態だ。急成長が続いてきた中国超高級車市場だが、そのトレンドはすでに過去のものになったと記事は分析している。

超高級車市場の停滞とは裏腹に、ワンランク価格が安いハイエンド車市場は好調だ。今年上半期、BMWの販売台数は前年同期比15%増。アウディは17.7%増を記録した。これらのハイエンド市場は中国の中産層をターゲットにしたもの。米コンサルティング企業マッキンゼーの調査によると、2020年までに世帯収入3万4000ドル(約333万円)以上の家庭は現在の2倍超、2300万世帯に達するという。(翻訳・編集/KT)

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