Record China 2019年10月30日(水) 11時50分
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中国のサッカー情報を発信するメディア・球叮足球は29日、「日本サッカーが世界を華やかに!彼らはアニメのストーリーをまた一つ現実に変えた」と題する記事を掲載した。写真はオランダ戦。
中国のサッカー情報を発信するメディア・球叮足球は29日、「日本サッカーが世界を華やかに!彼らはアニメのストーリーをまた一つ現実に変えた」と題する記事を掲載。サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本が強豪オランダに3-0で快勝したことを取り上げた。
記事はまず、「多くの1980年代、90年代生まれの人にとって、アニメ『キャプテン翼(中国語は足球小将)』は幼少期の思い出であり、特別な意味を持っているだろう。同様に、多くの日本人にとってもこのアニメは支えになってきた」と説明した。
そして、「『キャプテン翼』に詳しい人はこの劇場版を覚えているかもしれない」とし、1994年11月に上映された映画『キャプテン翼 最強の敵!オランダユース』を紹介。同作は、ワールドユースを控えた日本がオランダと親善試合を3試合行うというもので、1、2試合目は主人公の大空翼が不在のため大敗を喫するが、3試合目は途中から戻ってきた翼が大活躍し、オランダを破るというストーリーだ。
記事は、「当時としてはやや大げさで、日本がオランダを破るなどとは(多くの人が)想像もできなかったかもしれない。しかし、28日に行われたU-17W杯の試合で、日本はアニメよりもすごかった」と指摘。グループD初戦で対戦したオランダに3-0で完勝したことを挙げ、「アニメのストーリーを本当に、現実にしてしまった。知っておかなければならないのは、彼らが破ったオランダは昨年のU-17欧州チャンピオンなのだ!」と興奮気味に伝えた。
また、「このU-17日本代表はさらに恐ろしいスコアをたたき出したことがある」とし、6月に行われた親善試合で南米の強豪アルゼンチンに9-0で大勝したことを紹介。「世界のサッカー界を震え上がらせた」と評した。
記事は、「もちろん、日本サッカーがアニメを現実にしたのはこれが初めてではない」とし、『キャプテン翼』の中で語られる目標の「W杯出場」を、日本は1998年から6大会連続で成し遂げていることを紹介。その上で、「2050年までにW杯で優勝するというのは、日本サッカーが掲げる目標の一つだ。当時は嘲笑した人も決して少なくなかったが、現時点で見れば、日本は着実に目標に近づいている。2050年まであと30年。この30年の間に、日本サッカーがどんな変化を起こすのか。私たちは本当に想像もできない」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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