純愛ドラマの大御所作家・瓊瑤、中国テレビ局のハチャメチャ仕事に猛抗議―台湾

Record China    2013年8月12日(月) 19時40分

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11日、過去に数々のヒットドラマを生んできた台湾の女流作家・瓊瑤が、話題の最新ドラマ「花非花霧非霧」を制作した中国のテレビ局に怒りの声を上げた。できばえがあまりに粗雑で稚拙だと主張している。写真はドラマ「花非花霧非霧」。

2013年8月11日、過去に数々のヒットドラマを生んできた台湾の女流作家・瓊瑤(チョン・ヤオ)が、話題の最新ドラマ「花非花霧非霧」を制作した中国のテレビ局に怒りの声を上げた。できばえがあまりに粗雑で稚拙だと主張している。網易娯楽網が伝えた。

ヴィッキー・チャオ(趙薇)主演の「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」をはじめ、瓊瑤が原作の純愛ドラマは過去にいずれもメガヒットを記録した。今月6日、前作から6年ぶりとなるファン待望の最新ドラマ「花非花霧非霧」が中国・湖南衛星テレビで放送開始した。しかし、ハチャメチャな映像編集、間違いだらけの字幕に視聴者から怒りの声が噴出。さらに瓊瑤本人が、同局を名指しで非難した。

視聴者の指摘によると、第1話には大幅にカットされてしまったシーンがあり、ストーリーがあまりに急展開となってしまい、内容が分からなくなるほど。また、中国のドラマには通常、音声どおりのセリフ字幕が入るが、こちらも誤字脱字や人名の間違いだらけ。劇中では雑な編集のためBGMが急に途切れたり、2分間あるはずのドラマのエンディングが30秒ほどで終わったりと、ひどい状態だった。インターネット上では瓊瑤ファンが集結し、湖南衛星テレビへの集団抗議も行われている。

この事態に原作者の瓊瑤も、とうとう怒りの声を上げた。放映局について、「雷劇(破天荒な内容のドラマ)」を作りすぎたため、「作品の良し悪しを判断できなくなり、せっかくのいいドラマを切り刻んだ」と、厳しい言葉で猛抗議。「もし台湾で制作していたら、完璧なものに仕上がっていたのに」と恨みも訴えている。(翻訳・編集/Mathilda

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