Record China 2013年8月11日(日) 9時10分
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6日、中国初の国産大型ジェット旅客機C919の納期が早くても当初の予定より1年遅れの2017年になることが分かった。
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2013年8月6日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国商用飛機有限責任公司(中国商飛)が開発を進めている中国初の国産大型ジェット旅客機C919の納期が早くても当初の予定より1年遅れの2017年になることが分かった。8日付で参考消息(電子版)が伝えた。
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中国商飛は、ボーイング737やエアバスA320のライバル機となる国産ジェット機の開発・製造などを目的に、08年に登録資本190億元(約3040億円)で設立された企業。これまでに発表されていた計画では、C919は14年に初飛行を終え、16年に納品される予定になっていたが、関係者は15年末に初飛行、2〜3年後の納品開始となることを明らかにした。
別の関係者は「開発の遅れは珍しいことではない。特に中国商飛のような航空機製造に新規参入した企業にとってはある意味当然のことだ」とし、「ボーイングやエアバスのライバル企業となるにはまだはるかに及ばない。彼らはすでに実績を十分に持った老舗メーカーだが、中国商飛は航空機製造に着手したばかりだ」と話した。
C919はすでに380機受注している。その大部分は中国の航空会社や航空機リース会社からのものだが、唯一の海外企業である世界最大の商用航空機リース会社「GEキャピタル・アビエーション・サービス」からの20機のオーダーも含まれている。なお、C919の価格は現段階ではまだ公表されていない。(翻訳・編集/HA)
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