台風19号、避難した在日中国人が実感「日本人の防災意識は…」―華字紙

Record China    2019年10月15日(火) 20時40分

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日本の華字紙・中文導報は15日、日本各地で大きな被害をもたらした台風19号について、在日中国人も積極的に台風への備えをしたり、避難したりしていたと伝えた。写真は台風19号の被害。

日本の華字紙・中文導報は15日、日本各地で大きな被害をもたらした台風19号について、在日中国人も積極的に台風への備えをしたり、避難したりしていたと伝えた。

今回の台風19号は、事前に強い雨と風が予想されていた。記事によると、台風が上陸する前の11日、在日中国人の劉(リウ)さん(女性)はスーパーに養生テープを買いに行ったものの売り切れていたという。また、池袋に住む別の劉(リウ)さん(男性)も「台風が来る前日、スーパーに行ったが、食品のほとんどが買い占められていて商品棚は空だった」と話した。ただ、実際に台風が直撃した時は「雨の量が多いと感じたが、その他には特に感じるところはなかった」という。

実際に避難所に避難した中国人もいる。「日本に来て30年ですが、初めて避難した」と語るのは神奈川県厚木市に住む女性。夕方からスマートフォンの警報が鳴りやまず、近くの小学校に避難したという。

女性は「日本人の防災意識はとても強いと思います。近所の人はみんな避難していましたが、私と夫はまだ自宅の2階に避難しようとしていました。息子が不安がるので、一家4人で小学校に避難することにしました。小学校では3階の音楽室と図書室はもう人でいっぱいで、4回の教室もいっぱいでした。避難している時はみんな静かで、話す時はヒソヒソ声でした。スマホやパソコンを見ている人、軽食を食べている人、床に敷いた毛布の上で寝る人がいました。学校は毛布のほかに、テレビやポットの水を提供してくれました」と当時の様子を語った。深夜0時過ぎに警報が解除されたことを受け、女性らは無事に帰宅したという。(翻訳・編集/北田

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