「中国製を購入しないあなたには愛国心がない!」、3日で壊れた米国製品の交換を担当者が拒否―中国

Record China    2013年8月5日(月) 12時30分

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4日、湖北省武漢市に住む女性がネットショップで購入した米国製ランニングマシンがわずか3日で壊れたため交換を申し出たところ、商品を引き取りに来た担当者は、中国製商品を購入しなかった愛国心の欠如を理由に、商品を置いたまま帰ってしまった。資料写真。

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2013年8月4日、湖北省武漢市に住む女性がネットショップで購入した米国製ランニングマシンがわずか3日で壊れたため交換を申し出たところ、商品を引き取りに来た担当者は、中国製商品を購入しなかった愛国心の欠如を理由に、商品を置いたまま帰ってしまったという。武漢晩報が伝えた。

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武漢市民の王(ワン)さんはネットショップで3199元(約5万1200円)の米国製ランニングマシンを注文。2日後に商品が届き、早速使用を開始した。使用3日目、王さんがランニングマシンの電源コードをコンセントに接続したところ、まだスイッチをONにしていない状態にもかかわらず、スイッチの部分から火花が出て一部が焼けてしまった。

王さんは直ちにショップに連絡し、商品の交換を申し出た。不愉快なやり取りの後、ようやくショップ側から交換の同意を得た。その後、アフターサービス担当者が商品を引き取りに王さん宅にやって来た。

問題のランニングマシンが米国製であるのを見て、担当者は「あなたは中国人でしょ?それなのに、なぜ中国製品を購入せず、米国製を購入する必要があるのですか?中国製を購入しないから壊れたんですよ」と言い放った。

カチンと来た王さんは「私がどのブランドを購入するか、あなたと何の関係があるの?商品交換の要求と愛国心をなぜ結び付けなきゃいけないんですか」と反論。それを聞いた担当者は「このランニングマシンは重すぎて1人では運べない」とつぶやきながら、ランニングマシンから手を離し、そのまま帰ってしまった。

その後、王さんがショップに何度クレームの連絡をしても商品を引き取りに来ず、8日間が経過。王さんは武漢晩報のホットラインに電話をかけ、トラブルの実状を伝えるとともに解決への協力を申し出た。

当日ランニングマシンを引き取りに来た担当者に対し、記者が「王さんが国産品を購入せず、愛国心がないとの疑いを理由に、サービスの提供を拒絶したのは事実か」と質問したところ、担当者は「当日ランニングマシンを引き取らなかったのは、重すぎて1人では運べなかったから。米国製でなく、国産品を買うべきと言ったのは一種のジョークですよ。たとえ彼女が日本製を購入していたとしても、交換すべきものは交換します。明日引き取りに行きますから」と答えた。(翻訳・編集/HA)

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