2013年8月3日、台湾の人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）が、アメリカン・コミック「ジ・アナイアレイター」（The Annihilator）の実写化映画で主役を演じることが明らかになった。NOWnewsが伝えた。

アメリカン・コミック界の大御所作家で、「アイアンマン」などで知られるスタン・リー氏の代表作の一つ。リー氏が11年に設立した制作会社マジック・ストーム・エンターテインメントがハリウッドでの実写映画化に乗り出し、主人公に人気アーティストのワン・リーホンが抜擢されたことが明らかになった。

ハリウッドのエンタメ業界紙・バラエティも、リーホン起用について報道。さらにリーホン自身も今月2日、自身のフェイスブックで正式発表している。

「ジ・アナイアレイター」でリーホンが演じるのは、中国人青年のミン役。アメリカで地下進行するDNA改造計画に立ち向かうヒーローという役どころだ。マジック・ストーム・エンターテインメントのエリック・ミカCEOは、リーホンがアメリカで生まれ育ち、「ジ・アナイアレイター」についてよく理解していること、さらに彼の人気や影響力から、「彼以外に考えられない」と話している。

リーホンは現在、映画「ラスト・オブ・モヒカン」「コラテラル」などで知られるマイケル・マン監督の最新作「Cyber」を撮影中。ハリウッド進出にさらに攻勢をかけることになる。（翻訳・編集/Mathilda）