第26回東京国際映画祭、トム・ハンクス「キャプテン・フィリップス」で開幕へ

Record China    2013年8月3日(土) 12時20分

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30日、第26回東京国際映画祭の第1回記者会見が東京・六本木で開かれた。今年は「作品重視の映画祭」を前面に押し出し、海外への情報発信、若いファンの創出などを目指す。写真:(c)2013 TIFF

2013年7月30日、第26回東京国際映画祭(10月17日〜25日)の第1回記者会見が東京・六本木で開かれた。今年は「作品重視の映画祭」を前面に押し出し、海外への情報発信、若いファンの創出などを目指す。

オープニング作品はトム・ハンクス主演の「キャプテン・フィリップス」、クロージング作品は三谷幸喜監督の「清須会議」。映画祭を国内外にPRする「フェスティバル・ミューズ」に女優の栗山千明が選ばれた。ハンクスは映画祭に合わせ、4年ぶりに来日する。

今年は新部門「アジアの未来」を創設。これまでの「アジアの風」部門を発展させ、長編2本目までの新鋭監督を対象にしたコンペティション部門となる。新たな才能をいち早く発掘し、監督や俳優を呼んで世界に情報発信する狙いだ。

さらに、昨年までの「日本映画・ある視点」」部門を「日本映画スプラッシュ」にリニューアル。独立系映画からひときわ個性的、独創的な作品を選出。海外に向けて紹介する。

また、「ワールドシネマ」部門も「ワールド・フォーカス」部門に衣替え。世界各地の映画祭で高評価を得た作品、日本では紹介されていない新作、注目作を集める。これまで「アジアの風」部門で上映されていたアジアのベテラン監督の作品も紹介する。

会見であいさつした映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名保氏は「日本で未公開の海外作品を紹介しつつ、日本のコンテンツを世界に発信する。日本を代表するアニメーション作品を集め、将来的には一部門として独立できれば」と語った。(文/遠海安)

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