Record China 2013年8月3日(土) 8時48分
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1日、仏ルーブル美術館前にある池に足を浸す中国人観光客の写真がインターネット上に投稿され、中国国内で「海外におけるマナー問題」についての議論が巻き起こっている。写真はルーブル美術館。
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2013年8月1日、仏ルーブル美術館前にある池に足を浸す中国人観光客の写真がインターネット上に投稿され、議論が巻き起こっている。これがきっかけで、中国国内でも「海外におけるマナー問題」が重視され、同日付で中国共産党系機関紙・人民日報では海外旅行における民度の問題を論じる記事を多数掲載した。
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一方、同紙を発行する人民日報社が発行する環球時報では、在仏特約記者が現地取材した「池に足を浸すのは中国人よりむしろ欧米人の方が多い」とする記事を掲載し、同時にネット上でアンケートを実施。「中国の観光客がルーブル美術館の池で足を洗った事件についてどう思いますか?」との質問を投げかけた。2日時点で1万3593人の回答を集め、うち12%にあたる1590人が「この問題について真摯に対応すべきだ」、88%にあたる1万2003人が「大げさに騒ぎすぎ」と回答している。以下、回答欄に寄せられた具体的な意見。
「暑い時には仕方がない。冬ではありえないだろう。でも十分に注意する必要があると思う」
「一部の中国人観光客は気晴らしをしたかっただけで、もともとの素養は高いような気がする」
「欧米諸国はいつも人権・自由・民主を掲げている。中国人観光客はただ足を楽にさせたかっただけ。だが、彼らは偽りの民主主義によってズタズタにされてしまった。中華民族のかわいい美脚をやっきになって攻撃したのだ。これは欧米によるわれわれの足に対する侮辱だ。厳重な抗議を表明したい」
「怒る人はいても、笑う人はいないなんて、狭量な人たちの典型。欧米人は中国人を羨み、嫉妬しているのだ。でも、私たち自身ももっと自重して、海外では中国人の良いイメージを守るようにすべき」
「フランス人は本当に民度が高い。彼らとその祖先はかつてどれくらいの中国人を殺し、どれほどの財宝を奪ったことか。たかが足を洗ったくらいで、そうした略奪と殺戮を行った犯人が、あたかも聖人君子のように民度についてよくも語れたものだ。恥というものを知らないのか?」
「まったく大げさに騒ぎすぎ。世界各地を旅行する欧米人が同様のことをしているのをよく見かけるし、もっとひどいのだってある。以前、中国の列車で米国人が車内でパンツ1枚になっているのを見た。それに、パリの水質と環境はもともとすごく不衛生だよ」
「彼らはただの旅行客で、聖人ではない。色眼鏡で見られたら、聖人だってならず者になってしまう」(翻訳・編集/碧海)
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