中国、世界一の小麦輸入国へ=不作で豪州からの購入量が激増―英メディア

Record China    2013年8月4日(日) 10時45分

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30日、中国は穀類の不作により、過去6カ月で150万トンの小麦をオーストラリアから輸入した。これにより、輸入量累計は約3倍になるとみられ、従来予測をはるかに上回っている。これで中国はインドやエジプトを抜き、豪州最大の小麦輸出相手国になる。資料写真。

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2013年7月30日、中国は穀類の不作により、過去6カ月で150万トンの小麦をオーストラリアから輸入した。これにより、輸入量累計は約3倍になるとみられ、従来予測をはるかに上回っている。これで中国はインドやエジプトを抜き、豪州最大の小麦輸出相手国になる。ロイター通信の報道を引用して環球時報が伝えた。

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中国では、霜や暴風雨による深刻な影響で作物が壊滅的な被害を受け、不足分を補うための輸入需要が高まっている。豪穀物集荷・販売企業エメラルド・グループは、最近行われた取引で来季の小麦15万トンの販売が決まり、翌1月に中国へ輸出する予定だ。シドニーの穀類取引関係者によれば、最近、その他の大手小麦取扱3社でも中国への輸出取引が成立したばかりだという。

穀類取引業者や栽培業者は、米国農務省が次回の報告で中国の小麦輸入量の予測を上方修正するとみている。取引業者の予想では、中国の輸入量は1050万トンに拡大し、世界最大の小麦輸入国であるエジプトの推定輸入量900万トンを上回ることになる。(翻訳・編集/碧海)

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