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新疆ウイグル自治区トルファン地区では、交河故城・高昌故城の保存・修復工事が進められている。修復が終われば、世界遺産として認定される可能性が高いと期待されている。
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新疆ウイグル自治区トルファン地区では、昨年8月から交河故城・高昌故城の保存・修復工事が進められている。
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この地には2500年前から人が住んでおり、長い歴史を有する。かつてはシルクロードの要所として繁栄を極めたこともある。さまざまな民族がこの地に住んだため、車師・匈奴・鮮卑など24もの民族の文字が残されている。***
世界的に見ても価値の高い遺跡だが、近年崩壊の危機にたたされていた。強い風にさらされ続けてきたために壁には亀裂がはいった。付近の農村の灌漑工事や観光客の心ない行為も遺跡に大きな被害を与えた。昨年8月から修復工事が始まっている。新疆重点文物保護プロジェクトを担当する梁濤(リャン・タオ)副主任は、修復が終われば世界遺産として認定される可能性が高いと期待し、今後は観光施設・遺跡管理機構の整備に取りかかる予定だと述べた。(翻訳/編集・KT)
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