Record China 2013年7月24日(水) 12時59分
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23日、サッカー東アジア杯で取材を行っている記者が不満を募らせている。通訳の手配がなかったり、ホスト国である韓国の記者への優遇が目立つことを、中国紙が指摘した。資料写真。
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2013年7月23日、サッカー東アジア杯で取材を行っている記者が不満を募らせている。通訳の手配がなかったり、ホスト国である韓国の記者への優遇が目立つことを、中国紙が指摘した。大連日報が伝えた。
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一番憂うつな思いをしているのは日本記者だ。監督の記者会見に日本語の通訳が手配されておらず、英語、イタリア語、韓国語がわからない記者は何もできなくなってしまう。
試合前には毎回記者会見が行われることになっているが、組織委員会は英語と韓国語の通訳しか手配しなかった。中国代表は、監督がカマーチョ氏から中国人の傅博(フー・ボー)氏に交代したところだったため、影響は少なかった。だが、日本のザッケローニ監督はイタリア人だ。傅監督が話し終わると中国人記者たちは盛んにキーボードをたたいていたが、ザッケローニ監督の発言後、日本の記者はやきもきした様子を見せていた。ある記者は、自分で韓国語の通訳を帯同したという。
もちろん、ホスト国として光る部分もあった。例えば、大会ボランティアたちは親切で礼儀正しく、記者を見るとお辞儀をしてあいさつをする。また、試合場の管理も厳格で、記者が携帯で写真撮影をしていると、スタッフが飛んで来て、カメラ席ではないので撮影は禁止ですと注意する。だが、注意を受けた記者が、後ろの列の韓国人記者が撮影していると指摘すると、スタッフはそのまま立ち去っていった。
試合の運営もきめ細かく、日中韓の記者席も明確に区分され、お互いに干渉できないようになっていた。ところが、韓国の記者席にはミネラルウオーターが置かれているにもかかわらず、中国の席にはそれがない。日本の記者席には置かれていたが、それは自分たちで用意したものだったという。
ソウルは夜でも気温が27度前後ある。中国では試合会場への飲み物の持ち込みが禁じられているため、初日はほとんどの中国人記者が中国でのやり方どおりに何も持たずに入場したため、猛烈な喉の渇きに襲われることとなった。二日目は皆ミネラルウオーターを持参して取材を行ったという。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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