Record China 2007年4月22日(日) 20時38分
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2007年4月20日、香港観光ガイド労働組合は「お土産品無条件返品可能期間延長」の取り消しと基本給の設定を求めて、今年5月1日のメーデー期間中(ゴールデンウィーク)に、ストライキを実施すると発表した。
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2007年4月20日、香港観光ガイド労働組合は、先に旅遊業議会が決定した「お土産品無条件返品可能期間延長」に反対し、同時に基本給の設定を求めて、5月1日(メーデー)をはさんだゴールデンウィークの期間中、ストライキを実施すると発表した。
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香港を訪れる観光客が、安心してお土産品を購入できるようにと決められた返品可能期間延長は、同時にもぐりのお土産品店をなくす効果もあると当局は主張している。これに対し香港観光ガイド労働組合は、返品可能期間延長を理由に旅遊業議会指定のお土産品店が、売り上げコミッション(いわゆるバックマージン)をガイドに支払うのを遅らせることになると反対している。***
香港の観光ガイドは旅行会社から支払われる歩合制の給料のほかに、指定お土産品店から支払われるコミッションで生計を立てている。現在14日間の返品可能期間が、今年6月から180日間に延長されれば、コミッションの支払いも半年後になるという。(翻訳/ 編集本郷智子)
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