月給1.6万円では暮らせない!キャディー80人あまりがストライキ―北京市

Record China    2013年7月23日(火) 11時0分

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20日、北京のあるゴルフクラブで80人あまりのキャディーが、月給1000元に不満を持ち、ストライキを起こした。資料写真。

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2013年7月22日、北京のゴルフクラブでキャディー80人あまりが、給料が少なすぎて生活できないとして、20日からストライキを開始した。ゴルフ場は一時営業できない状態になった。京華時報が伝えた。

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キャディーの基本給は1日25元(約400円)で計算され、祝祭日を除き毎月26日間が出勤日となる。ラウンドすると1日15元(約240円)もらえ、平均して1人1日1〜2回ラウンドするという。休みなく出勤してラウンドしたとしても、毎月の給料は1040元(約1万6640円)にしかならず、北京市の最低賃金1400元(約2万2400円)を下回る。さらに、皆勤しなければ、1日18.5元(約296円)で計算される。あるキャディーは「物価が高くて、1000元(約1万6000円)では何もできない」と話す。また、毎月の給料明細はもらえず、正式な労働契約も結ばせてもらえないのだという。

ゴルフクラブの責任者は、キャディーの給料が北京市の最低賃金を下回っていることと、労働契約を結んでいないことに関してはノーコメントだったが、給料についてはキャディーたちと話し合うとした。

弁護士によると、企業は最低賃金を保障し、労働契約を結ばなければ違法雇用にあたり、行政処分を受けることもある。

現在、そのゴルフクラブは正常に営業しているという。(翻訳・編集/北田

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