Record China 2019年9月20日(金) 8時10分
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中国メディア・南方都市報は18日、来る国慶節に向けて、中国旅行大手の携程(Ctrip)では日本のビザの申請数が最多となっていると報じた。写真はビザ。
中国メディア・南方都市報は18日、来る国慶節に向けて、中国旅行大手の携程(Ctrip)では日本のビザの申請数が最多となっていると報じた。
建国記念日である10月1日から7日までの1週間、中国では春節と並ぶ大型連休「国慶節」を迎える。記事は、「日本の店舗でも、最近は『喜迎国慶』といった文言が張り出されている。また、台湾の人気歌手、ジェイ・チョウ(周杰倫)の新曲のミュージックビデオが東京タワーやスカイツリー、谷中銀座などで撮られたこともあり、多くのファンが国慶節を利用して日本を訪れたいと思っているようだ」と伝えた。
そして、「携程が発表した今年の国慶節の出国ビザ人気ランキングによると、9月中旬の時点で日本、シンガポール、韓国、タイ、マレーシア、米国、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、英国の順で多かった」と紹介。さらに、「国慶節旅行のビザ申請数のうち、日本ビザの割合は25パーセントを占めた。つまり、国慶節に携程が発行したビザを使って出国する中国人のうち、4人に1人は日本を旅先に選んだということだ」と説明した。
このほか、「日本ビザを申請した顧客の都市別人数ランキングは、上海、北京、広州、深セン、杭州、南京、成都、蘇州、武漢、天津の順となった」と紹介。さらに、「西安では日本ビザの申請数が昨年比481%まで増加した。重慶、長沙、杭州、深セン、成都でも日本ビザの申請数が昨年の2倍以上となった」とし、「より多くの観光客が出国して世界を見てみたいと思うようになってきている。特に中国中西部の都市における上昇傾向が明らかだ」と分析した。(翻訳・編集/岩谷)
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