中国の機械メーカー、ドイツメーカーの強力なライバルに成長―独メディア

Record China    2013年7月21日(日) 2時25分

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17日、国際市場において、中国機械メーカーの存在感が大きくなっている。

2013年7月17日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレによると、国際市場において、中国機械メーカーの存在感が大きくなっている。その市場占有率は08年以前の15%から現在は30%へと倍増し、ドイツ機械メーカーの強力なライバルになっている。18日付で国際在線が伝えた。

ドイツの機械メーカーの製品、特に建築機械は、これまで世界市場で好調な売り上げを記録してきた。しかし、欧州金融危機をきっかけに、中国の機械メーカーと激しく競合するケースが目立つようになった。

世界的なコンサルティング企業マーサー・オリバー・ワイマンは「先進国における建築機械の売上高は20年まで毎年1.6%の割合で成長する。一方、中国を含む新興国の機械製品に対する購買力は毎年4〜5%ずつ伸び続ける」と予測する。

中国の機械メーカーは現在、世界市場に積極的に進出しており、その市場占有率は08年以前の15%から現在は30%へと急激な成長を記録している。この背景の1つには、巨大な中国市場の存在があるが、機械メーカーが存在しない開発途上国への輸出も中国メーカー躍進の大きな原動力になっている。

欧米のメーカーの機械製品は高い技術力を誇っており、先進国での使用に適している。一方、開発途上国を中心とする新興国市場では、機能が単純で、堅固で耐用性が高く、修理が簡単などの実用性に優れた製品が必要とされる。そのため、新興国市場においては、欧州メーカーの高度な機械製品よりも、より実用的な中国の機械製品が受け入れられている。(翻訳・編集/HA)

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