2013年7月16日、米軍事専門誌ディフェンス・ニュースは11日付誌面で、中国の軍事力について「10年後にはフランスと同規模に増強される見通しだが、米国の実力とはまだ大きな差がある」と指摘した。

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記事を執筆したのは米中経済安全評価委員会前主席を務めた軍事専門家。記事は「中国は米国の戦略の“鋭い観察者”である」と指摘した上で、中国軍の過去数年の収穫は「非常に多かった」と指摘。中国の大学研究者の論文を詳細にチェックした結果、「軍事的に大胆な学説、論考がみられる。同時に中国は海外軍事拠点の重要性をすでに認識しており、修理施設や食糧補給網も強化するだろう」と分析している。

一方で、中国の軍事力について「10年後にはフランスに追いつくかもしれない。しかし、中国が大量の軍事機密を盗んだとしても、依然米国との間には大きな差がある」と指摘した。

さらに、「中国は米国を最大の潜在敵国とみなし、周辺地域で米国が影響力を拡大することを阻止しようとしている」と明示。その上で、米国は米中合同軍事演習において中国を警戒し、同盟国を威嚇したり、傷つけることを防がなければならないと提言した。（翻訳・編集/AA）