Record China 2019年9月5日(木) 7時10分
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オープン初日の盛況ぶりが注目を集めた米コストコ・ホールセールの中国1号店だが、中国・封面新聞は3日、消費者の間に会員カード返却の動きが起きていると報じた。写真はコストコ中国1号店。
オープン初日の盛況ぶりが注目を集めた米コストコ・ホールセールの中国1号店だが、中国・封面新聞は3日、消費者の間に会員カード返却の動きが起きていると報じた。
会員制量販大手の同社が上海市閔行区に中国1号店をオープンさせたのは先月27日。記事によると、開店から3日が過ぎたあたりから「消費者らは次々と会員カード返却の列に並び始めた」もようだ。記事は「筋書に大どんでん返し。それまでの商品争奪状態は一転した」と指摘し、一部の客から「919元(約1万3600円)だったお酒の値段が1069元(約1万5900円)になっていた」などの声が寄せられたことを説明。その上で、「コストコの最大の魅力は『一番安い』こと、消費者に『買わなければ損してしまう』という体験を提供することだ。今、『一番安い』商品は手に入らなくなり、カード返却エリアには長い列ができてしまった」と指摘した。
記事によると、「たくさん買い過ぎたから」と商品を返却する人も相次いでいるという。
この他、新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントなどは「安さへの取り組みに以前ほどのすごさがない」「会員カードを返却する人が多くて従業員は午後2時になっても昼食を取れなかった」などと伝えており、こうしたニュースに中国のネットユーザーからは「ちょっと恥ずかしい」「想像してたほど安くなかったってこと?」「中国のおばちゃんにお金を使ってもらおうと思ったらたくさん市場調査しなきゃ」「残ってくれた人は長期的なお客さんになると思うよ」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)
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