Record China 2019年9月4日(水) 14時40分
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3日、米華字メディア多維新聞は、韓国企業が2カ月で日本による半導体輸出規制の影響から抜け出す方法をみつけたとする、韓国メディアの報道を伝えた。
2019年9月3日、米華字メディア多維新聞は、韓国企業が2カ月で日本による半導体輸出規制の影響から抜け出す方法をみつけたとする、韓国メディアの報道を伝えた。
記事は、韓国紙・中央日報の3日付報道を引用。韓国企業のソウルブレインが今月中にD-RAMメモリとNANDフラッシュメモリの製造工程で使用する高純度のフッ化水素の試験品を、中国製の原料を用いてロット生産する予定だと伝えた。
また、同社では今月完成見込みの工場拡張工事が完了次第量産体制に入り、年末までに韓国産フッ化水素が半導体製品の生産工程に用いられるようになるとしたほか、サムスン電子やSKハイニクスは中国、シンガポールなどから関連材料を仕入れており、今年いっぱいの在庫を確保したと紹介している。
さらに、フォトレジストについてもサムスン電子とSKハイニクスがベルギーに工場を持つ日本企業JSRと材料供給の合意に達したとし、フッ化ポリイミドについては輸入量が日本政府の規制基準に到達していないことから韓国企業は大きな影響を受けないとした。
記事はそのうえで、中央日報が「日本が規制した3種類の材料について、韓国企業は2カ月で『脱日本化』を実現した。日本企業の世界のサプライチェーンにおける地位は大きく損なわれることになるだろう」と評したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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